紅葉の多聞院と多福寺

多聞院は、春は牡丹の名所として、秋には紅葉の名所として知られている、所沢市内ではちょっとした観光名所となっています。
今まさに、紅葉の見頃を迎えているとのことだったので、足を運んでみました。
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境内にはたくさんのカエデが植えられていて、いずれも紅や黄色に色付いていました。
近隣の養護施設介護施設の御一行様が紅葉狩りに来ているのもいつものことで、しっとりとした佇まいとは裏腹に、ちょっと異質な賑やかさがあります…(^^;
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毘沙門堂の前には狛犬ならぬ“狛寅”が。
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毘沙門堂には“撫で仏”として知られるおびんづる様の姿も。
おびんづる様は、普段からその姿が拝める訳ではなく、多くの人が集まる時季に限って公開されているようです。
もっとも、境内からは手が届かない場所に置かれているため、撫でるのはかなりハードルが高いようですが。。。

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この後、多福寺にも足を伸ばしてみました。
多福寺は、多聞院とは異なり周囲を境内林に囲まれた、落ち着いた雰囲気のお寺です。
幕末の1863年(文久3年)に造られた立派な山門が、ひと際目を惹きます。
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多福寺には、各種の御一行様の姿は見られませんが、境内に紅葉した木々はあり、カメラを携えた人の姿は多聞院同様に見られます。
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ところで…
どうして「紅葉狩り」というのでしょうか?
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「イチゴ狩り」「キノコ狩り」は、“狩り”の感覚かどうかはともかくとしても、何らかの食材を手に入れることから“狩り”でもあながち間違いではない気もするのですが、紅葉は食材とは言えませんよね。

実は、この場合の“狩り”というのは「草花を眺めること」の意味なのだとか。
平安時代には紅葉した葉っぱが付いた枝を折って、手にのせて鑑賞したそうで、この行為が「枝を折って手に入れる=狩り」となったそうです。
とはいうものの、「狩り」というとなんとなく“苦労して手に入れる”ような感じがしなくもありません。
むしろ「刈り」の字でもよかったのでは!?(ありがたみには欠けますが…^^;)

この記事へのコメント

2018年12月03日 23:03
多聞院は毎週2回ぐらいお詣りしています。
母が近くの病院に長期入院しているので、「母をお守りください」とご加護をお祈りしているんですよ。
特に母が調子を落とした時は“身替り虎”を奉納したり。
今はまさに紅葉狩りの季節ですね。
参拝の人はごくわずか。
紅葉をめでる人でにぎわっていますね。
こちらは自分にとって思い出深い寺院になると思います。
とんび
2018年12月08日 23:25
りうさん、こんばんわ。
お返事が遅くなり申し訳ありません。

お母様が長期ご入院中とのこと、さぞかしご心配なことと思います。
早くお加減が良くなるように、私も陰ながらお祈り申しあげます。
りうさんの熱心な想いが通じて、多聞院が“良い思い出”の寺院になるといいですね。
2018年12月12日 00:36
有り難うございます。
おかげ様で、落ち着いてきました。
今日初めて多聞院さんの住職様とお話してきました。
真言宗のお詣りの仕方が、ネットで調べてもイマイチよくわからなかったので、直接教えを請うたのです。
そしたら、とても聞き取れないようなサンスクリット語みたいな念仏を仰るのでお手上げ。
しかし、それはからかい半分だったようで、「毘沙門様をお祀りしているので、毘沙門様お願いします、で良いんですよ」と教えてくだしました。
神仏習合の名残でしょうかね。
地元の人には常識なのかもしれませんが、自分は長い間の疑問がようやく解決したので、スッキリしました。
とんび
2018年12月18日 19:52
りうさん、こんばんわ。
お母様のお加減が落ち着いてきたと伺い、少しホッとしました。
早く良くなると良いですね。

これまでお詣り方法に疑問を感じたことなどなかった私ですが、各宗派で異なる作法があるということにあらためて気付かされました。
今度多聞院に行った際には、せっかくお教えいただいたのですから「毘沙門様お願いします」と唱えてお詣りしたいと思います。

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